対処方法がVMware vSphere Blogなどで公開されているが、ここではdatastore内のゲストOSをそのまま保持しつつESXi5.0を再インストールし再構築します。
ESXiの設定が初期化されるため再度設定する必要があります。
念のためゲストOSをバックアップしておくことをお勧めします。
1.ゲストOSすべてをシャットダウン
2.ESXi5.0インストール開始
基本は新規インストールと同じですが、途中で以下の画面が出てきます。
- Upgrade ESXi, preserve VMFS datastore(datastoreを保持して設定を引き継ぐ )
- Install ESXi, preserve VMFS datastore(datastoreを保持してESXiを新規にインストール)
- Install ESXi, overwrite VMFS datastore(すべてを新規にインストール)
ここで2番目の「Install ESXi, preserve VMFS datastore」を選択します。
インストールが完了したらライセンスキーの再入力、NTP、ネットワークなど初期設定を再度行います。ストレージを追加していたならこれも再度設定を行い、vSphere Clientを使いゲストOSを戻します。
データストアを参照しvmxファイル(ここではSQL2000DEV)右クリック>インベントリへ追加
自動起動設定を忘れずに!
必要に応じてパッチを適用しますが間違ってもUpdate01を適用しないように!
またパッチ適用前はメンテナンスモードにしましょう。
- VM Shutdown> ESXi500-201109001適用> Host Reboot →5.0.0, 474610
- VM Shutdown> ESXi500-201111001適用> Host Reboot →5.0.0, 504890
- VM Shutdown> ESXi500-201112001適用> Host Reboot →5.0.0, 515841
ここまでのパッチなら大丈夫です。
これで自動起動するようになりますが、自動シャットダウンはできないようです。ゲストOSにてVMware Toolsを一度アンインストールして再度インストールします。ちなみにUpdate01を適用しなくてもUpdate01以降にリリースされたESXi500-201204001を適用すると、これも自動起動しなくなりますので、ご注意を!
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