2011年12月16日金曜日

Windows Server 2008 R2 に SQL Server 2005 インストール

環境
Dell R310+VMware ESXi 5.0上にWindows Server 2008 R2をフルインストール構成しWindowsUpdateをすべて適用した状態のマシンです。また役割および機能は一切追加されていない状態から行いました。

SQL ServerはStandard Edition x64でコンポ―ネットは基本的にすべてインストールしますが、サンプルデータベース、サンプルコードとアプリケーションはインストールしません。

事前にVisual Studio 2005 Team Suite SP1およびVisual Studio 2005 SP1 Update for Windows Vistaをダウンロードしておきましょう。ついでにSQL Server SP3もダウンロード。※2011/12/16現在SP4もリリースされています。


各ダウンロード先
For VistaとなっていますがWindows Server 2008にも対応しています。(Windows7もOK)


手順概要

Reporting Servicesで必要となるIISをインストール


SQL Serverのインストール


途中でdevenv.exeの互換性問題が出るが大丈夫です


SQL Server SP3の適用
Visual Studio 2005 Team Suite SP1の適用
Visual Studio 2005 SP1 Update for Windows Vistaの適用



IISのインストール
Webサーバ IISへチェック

役割サービスを指定する

・HTTPの基本機能から
「静的なコンテンツ」
「既定のドキュメント」
「ディレクトリの参照」
「HTTPエラー」
「HTTPリダイレクション」を追加チェックします。

・アプリケーション開発から
「ASP.NET」を追加チェックします。
 ASP.NETにチェックを入れると関連サービスも必要だと聞かれますのでそのまま素直に追加します。

・セキュリティから
「Windows認証」を追加チェックします。

・管理ツールから
「IIS 6 メタベース互換」
「IIS 6 WMI互換」
「IIS 6 スクリプトツール」
「IIS 6 管理コンソール」を追加チェックします。

追加チェックされた状態

これでインストールを開始します。
インストール後、Web サーバ(IIS)に移動から実行されているか確認してください。サーバ上のブラウザでhttp://localhostと入力してIISのようこそページが表示されるかどうかで判断しても良いと思います。

SQL Serverのインストール
これは私の独自設定で行うため部分的にはインストールする環境に合わせた設定にしてください。

インストールにある「サーバーコンポーネント、ツール、Books Online、およびサンプル」を指定して実行します。後でSP3以降を適用しなさいと表示されます。インストール後に実行するためとりあえず「プログラムを実行する」で進めます。

使用許諾契約書に同意して次へ

SQLServerインストール前に必要なコンポーネントのインストールします。



ではSQL Serverをインストールしていきます。

エラーや警告が出ていないかチェックします。

登録情報を入力します。

インストールするコンポーネントを指定します。


詳細設定を確認します。

名前付きインスタンス名は使わないので既定のインスタンスとします。
インスタンスについてはこちらを参照してください。

アカウントは「ドメインユーザアカウントを使用する」にしてサーバのローカルユーザ(Administrator)を指定します。※ドメイン環境下で必ずドメインを入れる必要はありません。ドメインに依存されないためにもドメインは空白の方が扱いやすいと思います。

認証モードの設定
セキュリティ的にはWindows 認証モードの方が良いが管理的にはパスワード認証があると便利なので混合モードにします。

照合順序の設定はデフォルトのままでよいと思います。変更したい方はどうぞ。

既定の構成をインストールします。


エラーレポートを自動送信するか設定します。

いよいよインストール開始です。エラーがないことを祈りましょう。

はい出ました!devenv.exeの互換性問題、承知しているのでそのままプログラムを実行しましょう。念のため「オンラインで解決策の有無を確認する」でチェックしておきましょう。また後半にも同じメッセージが出てきますが同じ方法で進めましょう。

完了です。


ではVisual Studio 2005 Team Suite SP1およびVisual Studio 2005 SP1 Update for Windows Vistaの順で適用していきましょう。

無事インストールが完了したら次にSP3の適用です。


自動的に検出してくれるので通常、対象となるプログラムを選択する必要はありません。

SQL Serverへの認証を行います。



実行プロセスがあるので、サービスからSQL Serve ***をすべてストップさせロックファイルがないようにしましょう。



完了したら念のためサーバを再起動してSQL Serverが起動しているかチェックしましょう。




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