物理マシンの仮想化に伴う不具合

VMware vCenter Converterを使い物理サーバ（FedoraCore2）をVMware vSphere Hypervisor（ESXi4.1）へコンバートし無事仮想サーバとなりましたが、SSHにてPutty,TeraTerm,Poderosaからのログインできなくなってしまった。もうほとんど使われていない開発用社内サーバだからどうでもいいんだが放置する訳にもいかず調べてみることにした。


ちなみにVMware vSphere ClientからのコンソールログインおよびWinSCPによるログインは問題ない。


/var/log/secureを見てみると・・・
sshd[2000]: error: openpty: No such file or directory
sshd[2000]: error: session_pty_req: session 0 alloc failed


ググると”50-udev.nodesにptmxやtty0を追加して”と紹介されていたが、このマシンには50-udev.nodesがないぞ・・・色々と調べた結果以下のようなことでとりあえず解決した。


# rm -rf /dev/null
# mknod /dev/null c 1 3 -m 666
# chmod 666 /dev/null
# mkdir /dev/pts
# mount -t devpts devpts /dev/pts


Putty,TeraTerm,Poderosaからログインできるようになったが、念のため/var/log/secureを見るとまだ何かエラーを吐いている模様
sshd[2012]: error: open /dev/tty failed - could not set controlling tty: Permission denied




権限がないみたい・・・※他のマシンを見てみたら666になっていたが、このマシンは660だった
# chmod 666 /dev/tty


今度はうまくいったようだ・・・/var/log/secureには
sshd[2059]: pam_succeed_if: requirement "uid < 100" not met by user "user1"
sshd[2059]: Accepted password for user1 from ::ffff:10.1.111.131 port 55642 ssh2


これでしばらく様子をみたいと思う。


　
2011/03/25追記
再起動すると設定が消えてしまうのでrc.localに以下を追記した。

# mkdir /dev/pts

# mount -t devpts devpts /dev/pts

# chmod 666 /dev/null

# chmod 666 /dev/tty

解決したようだが、節電のためしばらくダウンさせようと思う。